活動の見出し画像

活動の動機

日本には太古の昔から、野生の大和ミツバチ(日本ミツバチ)が森に棲んで います。 四季折々の草木の花を授粉して、木の実や種子をつくり森の動物を養い、豊 かな日本の森をつくってきました。 また、人間が農業を始めると野菜や果物などの授粉を行って農作物の生産も 手伝ってきました。 ところが、現在では、スギやヒノキの人工林で覆われた山には、昔のように 花が咲く森も、ミツバチが棲める空洞(ほら:木の穴)も無くなってきまし た。 そして、2014年頃には、ミツバチの伝染病が全国に広がり始め、抵抗力のな い野性の大和ミツバチは、次々と死んで壊滅的な状態に陥っています。 現在でも、回復したかのように思われる地域も出てきましたが、伝染病は繰 り返し発生しながら全国に広がっています。(2019年11月)

蜜を集めるミツバチの画像

また、現在では、農業生産の効率化から、農薬の影響によって大量死する状 況が現れたり、外来種で家畜の西洋ミツバチの分蜂群の野生化の報告もあ り、大和ミツバチの生息環境は、益々窮地に立っています。

もし、草木や農作物に授粉する在来種の大和ミツバチや昆虫や小鳥など(ポ リネーター)がいなくなったら森の生態系が壊れ、川も海もその循環が断た れて、私たち人間も死んでしまうと言われています。

死んだミツバチのさなぎの画像
死んだミツバチの画像

私たちは、生まれた時から知らないうちに自然を壊して消費しながら生きて います。私たちは、壊している自然を再生することをしていないのです。 企業も個人も、政府ですら経済的利益を生まないことには、ほとんど見向き もしません。 では、いったい誰が壊れて行く自然を食い止め、また、再生するのでしょう か?

それに気づいた時、嘆くだけではなく具体的な行動をしましょう。 自分たちの子供や孫、私たちの未来のために、出来ることから始めましょ う!そして、急がねば成りません。

NPO法人 ビーフォレスト・クラブ 代表 吉川 浩

※日本ミツバチのことを昔は、和蜂(わばち)、山蜂(やまばち)と呼んでいまし た。私は、外来種の西洋ミツバチに対して、大昔から日本に棲んでいるミツバチと いう意味で「大和ミツバチ」と呼んでいます。